国際芸術祭 あいち2022✑ 備忘録

『国際芸術祭 あいち2022』の広告はしょっちゅう目にしても、どんな催しなのかピンとこなかった人も多かったのでは…? “表現の自由展”騒動から早や3年。あいちトリエンナーレとして定着していた現代美術の祭典を、今夏から名称変更をして再スタートさせたの…

みんなの「ちょっと贅沢、やや我慢」アンケート【後編】

じぶんのいつものスケールよりちょっぴり欲張ったこと、逆に冷静になって諦めたりしたことを回答してもらったみんなの「ちょっと贅沢、やや我慢」アンケート。いよいよ【後編】のお届けです。引き続きどぞー♪ 【レポート⑧M・Oさん 】 贅沢:帰省時の宿/最近…

みんなの「ちょっと贅沢、やや我慢」アンケート【前編】

ネタに困ったときの“マブダチたち頼み”―恒例のアンケート特集です。みなさんへの質問は、「最近ちょっとだけ贅沢したこと、やや我慢したこと」をおせーて! じぶんのいつものスケールよりちょっぴり欲張ったこと、逆に冷静になって諦めたりしたことをこっそ…

勝手にシネマ評/『あなたの顔の前に』('21)

すれ違いざまに胸騒ぎするものが視界に入り、「えっ?今のなに?」と、振り返ってもう一度見直すことってあるよね?しかも、確実に目の端で気になるものを捉えたのに、すでに辺りに姿形はなく、何やらキツネにつままれた心持になった経験も一度ならずあるだ…

ちんぴら、家をもつ🏠【転居完了編】

前回 ちんぴら、家をもつ【相続編】で記したように、叔母が50年前に購入したマンションを相続し➡家財道具の処分完了➡リフォーム開始が3月末。とりあえず新居の方は、施工管理を依頼したマブダチO夫婦にバトンタッチし、今度は最も悩ましい、“じぶんちの家財…

ちんぴら、家をもつ🏠【相続編】

5月末に、20年ぶり、人生5度目の引越しを完了。ぶっちゃけ、引越し作業ってめんどっこいわ~そのうえ今回は、はじめてトライすることばかりで、還暦過ぎた身にはお尻が重かった。その反面、ブログのネタにはもってこいだったりもするからね…(笑)。まずは引…

懐かしさと狂おしさと…企画展ハシゴ備忘録✒

5月の大人美術部は、名古屋から北へ遠出し、企画展をふたつハシゴしてきました 【ハシゴ①段目】昭和日常博物館 いやー、久しぶりに出かけましたよ、昭和日常博物館!市内からだと微妙な位置にありますが、個人的には明治村&リトルワールドと並び、大好きな…

勝手にシネマ評/『アネット』('21)

映画という虚構の中にさらに別の虚構を組み入れ、入れ子細工の形でお披露目する『アネット』は、140分の長尺であり、かつミュージカル仕立てである。おそらくこう聞いただけで、戸惑う人も多いだろう。どこを映画の現実ラインとして見るべきか…なんとなくめ…

みんなの「妄想転居計画」アンケート 【リアル編】

マブダチたちへのアンケート、2回シリーズの後半戦は【リアル編】です。具体的な建物イメージが浮かんだ方たちの妄想が並びます。何せ人間の道楽で最もスケールの大きいのが普請道楽ってヤツですからね(笑)。せいぜい風呂敷拡げてくださいな~ 【レポート9…

みんなの「妄想転居計画」アンケート 【ロマン篇】

今年も始まります、マブダチたちへのアンケート!今回の質問は、あなたの「妄想転居計画」をおせーて!です。実現できるできないは別にして、「こんな家に住んでみたい!」と、自分で勝手に妄想している住居のイメージを募りマシタ~。他者の見えない欲望を…

うねって光ってゴッホ🌄

名古屋市美術館で16年ぶりに開催中のゴッホ展―『響きあう魂 ~ヘレーネとフィンセント~』へ行って参りました!ヘレーネとは、ゴッホ作品の超コレクター、ヘレーネ・クレラー=ミュラーのこと。1938年に彼女が設立したクレラー=ミラー美術館のゴッホ・コレ…

満開🌼昭和洋食器コレクション

月に一度のお愉しみ♫ 大人美術部が2022年最初に訪れたのは、愛知県陶磁美術館の企画展『昭和レトロモダン 洋食器とデザイン画』です。1950~70年代に地元の愛知や岐阜で製造された懐かしの洋食器が、所狭しと集められたお宝展示!なんたって1961年生まれの我…

勝手にシネマ評/『クライ・マッチョ』('21)

穏やかな日の光を浴び、古めかしいトラックが広大な大地をゆったり走って行く。カントリー・ソングが響き渡る中、運転席に鎮座するのは、監督デビュー50周年を迎えたクリント・イーストウッド91歳。監督業40本目にして主演も務め、マイク・マイロ役に扮して…

勝手に年間cinema🎬 2021年度版

さて、今年もやって来ました ちんぴらジャーナル恒例の年間映画特集です。2020年に引き続き、コロナ禍での映画興行となりましたが…洋画68本+邦画19本の計87本を劇場でチェック。昨年より20本も増えたのは…無職で自由になる時間がたくさんあったから~♬「時間…

2021年「1日1枚シリーズ★」発表!📅

2021年の制作テーマは… 「1日1ページ 本の書き写し」! あっという間に2022年がスタートしました そこで、恒例となっている、去年の「1日1枚シリーズ★」の発表です!去年の1月1日から丸1年間、毎日毎日飽きもせずに続けたのは…「1日1ページ 本の書き写し」で…

カラダ うずうず 冒険三昧🗻

【カラダ うずうず絵画】 今年の6月に、マブダチで画家の今村 哲(1961-)くんの新作―『アンリ落下傘部隊』('21)と題した絵を見て以来、身体感覚にまつわるイロイロなことを考える機会が増えた。どうもじぶんの肉体が、飛んだり跳ねたりふわっと浮いたりといっ…

みんなの「行きつけの■■」アンケート【イロイロ編】

さてマブダチたちへのアンケート、2回シリーズの後半戦は【イロイロ編】です。お店以外の「行きつけ」の場所が並びます。人は何に引き寄せられ「行きつけ」になっているのか…想像以上に範囲が広くて、ホント面白いものですわ~😊 【レポート1】Y・Kさん 太宗寺…

みんなの「行きつけの■■」アンケート【お店編】

今年最後のマブダチたちへのアンケート、今回の質問は「行きつけの■■」を紹介して!です。「オススメ」や「お気に入り」ではなく、あくまで「行きつけ」という点がミソ。思い入れがあってもなくてもどちらでも構わないので、自然と「行きつけになった」場所…

勝手にシネマ評/『〈主婦〉の学校』('20)

な、な、なんなんだこれは…。予告をチラ見しただけで、心身ともに寛いでしまった。しかも隅々までスキっと美しいではないか! www.youtube.com 『〈主婦〉の学校』は、アイスランドの首都レイキャビックにある家政学校「Hússtjórnarskólinn」を密着取材した…

この夏、出会った“女たち”👗

今年の夏はいろんな意味で熱かった狙ったわけでもないのに、ユニークかつ濃ゆーい女たちのドラマと接する日々が続き、やたらにぎやかだったのよ~。ようやく秋風も心地良くなってきたし、ここらでそんな変わり種の女たちを蔵出ししておきますね。 【STEP1】…

映画はパンフレットで2度おいしい 🍴

春先に重い腰をあげて本棚の整理をした。定期的に見直しはしているが、唯一保留にしたままの一角があり、今回はそこに踏み込もうと、ねじり鉢巻きさながらに取り掛かった。はい、映画のチラシとパンフレットをぶっこんでるゾーンです。何せ40年以上続けてい…

Let's,モンドリアンすごろく🎲

モンドリアンと聞いて真っ先に思い浮かんだのは、ファッションデザイナーイヴ・サンローランが1965年に発表した『モンドリアン・ルック』ですね!もちろんリアルタイムでそのムーブベントを体験した世代ではないけど、その後1965年9月号のVOGUE誌の表紙を通…

勝手にシネマ評/『東京自転車節』('20)

地元の山梨で、代行運転の仕事をしながら映像制作をしていた青年、青柳拓(あおやぎたく)26歳。2020年春、新型コロナウイルス感染拡大の影響で仕事がなくなり、収入が途絶えた彼はホトホト困った…奨学金の支払いは待ってくれないからだ。 東京の大学で映画…

“胸アツ”コンビが勢ぞろい! 後編

前回に引き続き、マブダチたちへのアンケート―「“胸アツ”コンビをご紹介!」の後編です。まずは東京在住の妹分からスタート♪ 漫画&アニメ編 ✑ 【レポート9】Y・T/本や漫画など…普段は”再読”をほぼしない私ですが、漫画『女帝』はもう何度読んだかしら…(笑…

“胸アツ”コンビが勢ぞろい! 前篇

恒例のマブダチたちへのアンケート、今回の質問は「お気に入りのベストコンビ」を紹介して!です。ジャンルを問わず、胸を熱くさせられる息の合ったコンビを募りましたが、毎度のことながら見事に十人十色そう、仲良き絵は無限にあるってことですね! 芸人編…

還暦になりました 👍

生まれた年の干支に戻ることから再び生まれ変わると言われる還暦。4月にしれーっと還暦になったちんぴらです生まれ変わるのはめんどっこいのでお断りですが、年金は払わなくていいわ、映画がシニア料金で見られるわで、60歳めちゃラッキー♬ そのうえマブダチ…

勝手にシネマ評/『ウォーキング・オン・ウォーター』('18)

おもしろい。いや~~、おもしろすぎる!26歳の年の差などまったくもってノープロブレム。細身で白髪の老人に、もうメロメロだ。 老人の名はクリスト(CHRISTO)。言わずと知れた20世紀を代表する芸術家だが、ここで彼の経歴には触れない。各自ネットで調べて…

ソーイング・エー 👚

英BBCの裁縫バトル番組『ソーイング・ビー(The Great British Sewing Bee)』の日本語TV放映は、風呂上がりにストレッチしながらながめるのにちょうどいい…時間的にも、彩り的にも~♬ 番組名の“bee”って何だ?と調べたら「皆でわいわいと何かを行う集まり」…

Mark Mandersとルームシェア☝

オランダ生まれベルギー在住の美術作家マーク・マンダース(Mark Manders 1968~)。国内美術館初個展となる『マーク・マンダースの不在』展が東京都現代美術館で開催中だ(6/20迄)。ザンネンながら現在は緊急事態宣言を受けて休館中だが、再開を願わずにはい…

サクッとお江戸✑備忘録 2021春

コロナ禍も2年目となると、遠出するタイミングもすっかりマスター。まっ、そんなカンを磨いてどうするってわけですが…さて恒例のお江戸で2泊3日の美術展ハシゴ旅、4月頭にするするーっと実現できマシタ!天気よし、気分よし、スケジュールもよしでいいことづ…