読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「おこしもの」でお雛祭り☝

「おこしもの」って知ってます?

桃の節句用の和菓子のことです。幼い時に、雛人形とセットで飾られ、フツーに食べていたので気にも留めていなかったけど、愛知県のお菓子なんだってね。地元の郷土料理とは…知らなかったなぁ。その名称と語源には不明点が多いらしく、「押し紋(おしもん)」「押し物(おしもの)」「起こし物(おこしもの)」など、地域や家庭によって様々だとか。ゆっる~いSNS風なノリで、ぼんやり拡がっていき、そのまま定着⇒郷土の和菓子として残ったってことかな(笑)。いつの時代も口コミは、生活のエンジンなのでしょう。

さてそこで今回のお題です。同級生マブダチのMから「毎年手作りしている友だちがいるけど、いっしょにどう?」とのお誘いがあり、すでに何年も食べていなかった「おこしもの」といきなり急接近!人生初「おこしもの」作り体験にトライして来ました★

 

① まずは木型のお披露目 ♬

f:id:chinpira415:20170304112100j:plain

▶こちらが招いてくれたIちゃんの木型コレクション。素材はだと思われます。 Iちゃんは数年前に、おこしものカワイイなあ~、作ってみたいな~と、なんとなく思い立ち、じぶんでネットで調べて独りで作り始めたらしいです。いいなあ、このアクション!そう、人生の愉しみは、「密かに」「単独」ではじめてこそじぶんのものになりますね。やがて毎年トライするうち、新しい木型も欲しくなり、ポツポツ買い集めて現在7種。木型を見るだけでモチベーションも上がるってもんです(笑)。

② 次に米粉と食紅のご用意を ♪

f:id:chinpira415:20170304123759j:plain f:id:chinpira415:20170304123911j:plain

▶主原料は米粉です。ボウルには、一袋全部(一体何グラム入りだったのだろう…笑)を放り込み、着色用食紅―赤・緑・黄の3色を小皿にときのばしておきました。

③お地味に米粉こねます ♫ 

f:id:chinpira415:20170304125324j:plain f:id:chinpira415:20170304125432j:plain

▶Iちゃん、何かとザックリ・レクチャーで、いいかんじなんですよ~。米粉に熱湯を入れてこねるときも、超テキトー(笑)。ゆるかったら粉を足せばイイし、硬かったらお湯を注げばイイってな塩梅(笑)。だいたい、酸いも甘いも噛み分けた50代女子4人が、それ以上御託を並べても聞く耳持たないしね(爆)。だって自由にやらせときゃ、勝手にパフォーマンスあがんだから(笑)。ほらこの通り―。

f:id:chinpira415:20170304131153j:plain

ただ、数日間、手首と骨盤に疲労感が―(笑)。

⑤木型に打ち粉をして ♩ 

f:id:chinpira415:20170304131502j:plain

▶型から取り出しやすくするために、前もって米粉を指で塗っておきます。このとき、粉が多すぎると凹凸が塞がってしまうので要注意。余分な粉は、木型の底をポンポン叩いて取り除いておきましょう。

⑥いよいよ投入 ♬

f:id:chinpira415:20170304133030j:plain

▶さーて、こね上がった種をいよいよ型に入れます!で、ここが一番難しい(汗)。ぎゅーぎゅー、押し入れては取り出せなくなる。でもある程度の力を入れないと、凹凸が立ち上がらない。鯛焼きみたいに型の縁からハミ出すと、外しにくいわ出来上がりのフォルムはボケるわで…厄介です(汗)。こればかりは、やっぱ体得ですね。職人の道は険しい(笑)。

⑦お楽しみの絵付け ♪

f:id:chinpira415:20170304135111j:plain

▶そして、いばらの道を通り抜けた先には、絵付けの楽しみが待ってます!桃の節句ですから、はんなりタッチで仕上げるのが“らしい”振舞いみたいですね。でも、ホラ、そこはクラーナハをデコっちゃうわたしですから、はんなりではすぐに物足りなくなっちゃうわけです(苦笑)。何より、くだらないおしゃべりに興じつつ、思い思いに筆を走らせるひとときが「行事」の醍醐味なんでしょうね。

f:id:chinpira415:20170304141157j:plain f:id:chinpira415:20170304141236j:plain

⑧蒸し器へGO ♫

f:id:chinpira415:20170304141936j:plain

▶仕上げは、蒸気立つ蒸し器に入れて20分程度蒸しあげます。するってーと、色の角が取れて、より落ち着いた風合いになります。子ども心に、カワイイ食べ物という記憶が強く残っていますが、味より、玩具お菓子というサプライズ感が響いたんでしょうね。

⑨いっちょ出来上がり~ ♩

f:id:chinpira415:20170304143228j:plain

▶こんな調子で米粉3袋を作り切りました!「おこしもの」自体は何の味付けもしていないので、軽く焼いて砂糖醤油をつけて食べるのが一般的です。「ねーねー、来年はカレー粉入りも作ろうよ~」と口走ったら、「邪道!」と速攻で却下(爆)。確かにこれ以上ないってくらい素朴な味わいだから、手が伸びるんでしょうね。味は却下されたけど、型はそのうちオリジナルで彫ったりして…(笑)。そしてこちらがIちゃんちの雛人形。娘さんが生まれたときに購入したものらしく、20年以上は経っているはずだけど、とーってもキレイ。お道具は「ヤフオク」で物色したらしいわよ。

f:id:chinpira415:20170304153649j:plain f:id:chinpira415:20170304153556j:plain

 

雛祭り番外編

▶当日は他にもこんな楽しみがありました!Mが、ダンナの実家(高知)から届いたばかりの魚と野菜をお裾分けしてくれて、夜はひとり優雅に贅沢ディナー★うまかったあ~、カマスの塩焼き、サイコー♥ 鰤のカマは大根と煮て、柚子の皮の千切りをたっぷりトッピング。肉体労働に勤しんだご褒美ね(笑)。

f:id:chinpira415:20170304154107j:plain f:id:chinpira415:20170304154206j:plain

▶氷砂糖に着けておいた残りの柚子もそろそろ食べ頃です。

f:id:chinpira415:20170304155234j:plain

 

🎬今週オススメ映画

唐突ですが、目下上映中の作品で強力にオススメしたい映画が3本も!走り書きしておくから、お時間がある方はぜひ★

「人類遺産」3/11~名演小劇場

去年見たドキュメンタリー映画の中でぶっちぎりの第1位!騙されたと思ってGO

「海は燃えている~イタリア最南端の小さな島」3/18まで 名演小劇場

どうしたらこんな映像が編めるのか…その構成力に感服。詳細は次回のブログにて。

「ブラインド・マッサージ」3/24まで 名古屋シネマテーク

盲目のマッサージ師たちの生を鮮烈に描いたまばゆい1本。見えない彼らの目に成り代わって、映画と対峙するひとときに陶酔―。

 

PS 次号ブログは3/26頃にUP予定です。Mんちの梅の花をながめながら―。

f:id:chinpira415:20170304155958j:plain