あしたの料理🐔2017初夏編

そろそろ料理を取り上げなきゃね~。料理するの好きなのよ、ちんぴらだけど(笑)。

「毎日のじぶんひとり用のゴハン」「友人を招いてのもてなしゴハン」、「ひとんちにお邪魔して作る出前ゴハン」、そして「仕事場へ持参するお弁当」まで、暇さえあれば台所に立ってるわ(汗)。化粧しない日はあっても、料理しない日はないなあ~(笑)。

でも誤解しないでよ。大したものを作ってるわけじゃあないからね。レシピもありもの!アレンジはするけど、オリジナルメニューの創作!な~んて面倒なことはやらない(苦笑)。参考にするのは、Eテレの「きょうの料理」を基本に、クックパッドなどのWebをのぞいたり、新聞や雑誌の料理ページを切り抜いたり…と、ごく一般的でしょ?なにせ時代は理研究家の戦国時代ですから(爆)。プロセス工夫も、食欲のそそり方も、日々進化しまくってて、料理家たちの知恵を使わない手はない!

さて、そんな多様なレシピの中からわたしが選ぶ基準は、“繰返しに堪えうる味”“簡単&リーズナブル”の2本柱。今回は旬の野菜を使った初夏にふさわしいメニューをご紹介♪ とにかくすぐ作ってみて。料理は実験と研究の場数を増やすことがすべてです!

 

◆野菜タップリお惣菜レシピ

【にんじんの梅煮】この春「きょうの料理」で見かけて、何度も作ったお気に入りのシンプルメニュー。ほろ甘じょっぱさがクセになる。日持ちも◎。

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材料/春にんじん(2~3本)梅干し(2~3個)

①にんじんは皮をむいて、長さを2~3等分してから四つ割り程度に長細く切る

②鍋に、①と梅干しと、合わせ調味料(だしカップ2 砂糖大さじ3 薄口しょうゆ大さじ2)を入れて中火にかける

③煮立ったら弱火にして15分ほどコトコト煮る。にんじんに竹串がスッと通るようになったら完成。

冷蔵庫で冷やすとデザート感覚で食べられてまた味わい深い!春にんじんでなくてもOKだよ。

 

【水菜と卵焼きのナムル】枝元なほみさんが紹介していたこのナムルは、薄焼き卵をトッピングにしていて新感覚。白めしの上にのせて混ぜ合わせながら食べれば、まるでチャーハンでーす★

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 材料/水菜(2/3束)卵(1個)

①水菜は3~4センチのざく切りにして、ボールに入れ、小さじ1のごま油であえておく

②卵1個を溶き、塩少々で味付け。ここから大さじ1の溶き卵を取り除き、取り除いた溶き卵に水大さじ1をまぜ、①に入れてあえておく

③フライパンを温め、ごま油大さじ1/2をひいて②を薄焼き卵にする。両面焼いて⇒これも3~4センチの細切りにしておく

④今度は油をひかず、フライパンに①を入れ、蓋をして強火で20秒火にかけ、かき混ぜず蓋をしたまましばらくおいて自然に蒸す

⑤ボウルに、調味料(薄口しょうゆ小さじ1 鶏ガラ顆粒スープの素小さじ1/2 にんにくのすりおろし小さじ1/2 コショウ少々)を混ぜあわせ、④と③を投入し、全体をあえてできあがり。今回は茗荷の千切りとすりごまを入れてさらに複雑な味わいに!

 

 ゴーヤとツナのホットサラダ】野菜の水分を活用し、レンジだけでお手軽にできるチビ惣菜。これからの暑い季節にピッタリな時短料理です。そうめんのお供によし、冷やし中華のトッピングによし、お弁当の副菜にも重宝するわよ。

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 材料/ゴーヤ(1本)しめじ(1パック)ツナ缶(小80g)

ゴーヤは縦半分に切り、タネとワタを取り除き(スプーンでかき出す)5mm幅に切る

②しめじ(あれば白マイタケがベスト)は手でほぐしておく

③耐熱ボウルに、①と②とツナ缶を汁ごと入れ、鶏ガラ顆粒スープの素小さじ1を振りかけ、全体を混ぜて、ふんわりラップをして電子レンジで5分加熱

④③にしょうゆ少々をかけ、もう一度ラップしてそのまま味が馴染むまでしばらく放置

朝作って夜食べると味が染みて美味しいです。ゴーヤの代わりにピーマンの薄切り(横にしてカット)でも◎ 野菜からの甘み水分がたっぷり味わえまーす★

 

◆野菜+肉のレシピ

【味付け豚肉の春キャベツ巻き】軟らかで甘い春キャベツをガッツリ楽しめるサラダ感覚の肉料理は藤井恵さんのレシピ。生春巻きのキャベツバージョンってかんじ。ボリューミーなおつまみとしても活用できます。

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 材料/春キャベツ(4枚)豚薄切り肉(4枚)青じそ(8枚)万能ネギ(4本)

キャベツをラップに包み、電子レンジで3~4分加熱⇒ザルなどにあげて冷ます⇒硬い芯の部分は、巻きやすいように綿棒などでたたいておく

②万能ネギは4等分の長さに切る

③豚肉に調味料(ナンプラー大さじ1、しょうゆ・豆板醤各小さじ1/2 砂糖・ごま油各小さじ1)を揉み込み、温めたフライパンにサラダ油少々をひいて焼く⇒一旦取り出す

④①のキャベツを広げ、青じそ2枚と(この日はエゴマを使用)万能ネギ4本を置き、③を1枚のせ、キャベツの手前と両端を内側に織り込んでキッチリ巻く。これを4本作って完成。食べやすく半分に切って盛り付けよう♪

少ない肉量ながら味がしっかりついているので、別タレがなくても十分美味しい。キャベツは少しくらい破れても、巻き込んでごまかせるからへっちゃらでーす(笑)。

 

【牛肉と人参の韓国風炒め】コチュジャンを使った炒め物は白めしとの相性抜群!コウケンテツさんレシピで、本場韓国の家庭料理味をマスターしよう♫

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 材料/にんじん(小2本)牛コマ肉(150g)ネギ(10cm)

①にんじんは皮をむいて斜めザク切り、ネギはみじん切りにしておく

②フライパンを熱し、ごま油大さじ1をひいて、にんじんを炒める。全体に油が回ったところで、牛肉も加える

③②の牛肉の赤身がまだ残っているくらいの状態に、砂糖小さじ2を入れ⇒次に酒大さじ2⇒みりん大さじ2⇒しょうゆ大さじ2と順に調味料を加えて炒め、コチュジャン大さじ1/2⇒にんにくのすりおろし小さじ1も入れて炒め合わせる

 ④最後にネギのみじん切りを投入し、皿に盛り付けて、上から白ごま大さじ2を振りかけて完成。

牛肉は炒めすぎない方が美味しい。すき焼きの工程をイメージするとわかりやすいかも。おろしニンニクを炒め終わりのタイミングで入れるから、風味が残り、中華とはまた違った味わいになるよ。

 

◆ヘビーローテ豚肉レシピ

【究極煮豚】煮豚のレシピは、巷にたっくさ~ん出回っているけど、これが一番簡単&美味しいと太鼓判を押したい一品!15年以上作り続けている高橋栄順さんのレシピです。多めに作ってチャーハンやラーメンの具材に2次利用するのも◎よ。

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 材料/豚バラ肉ブロック(300~400g)しょうが(50g)ニンニク(1片)

①ニンニクとしょうがはそれぞれ薄切りにする

②鍋に、バラ肉ブロック、酒150cc、水150cc、しょうゆ120cc、種を取った赤唐辛子2本と、①を入れ、途中ひっくり返しながら30~40分煮る(最初の画像が煮上がった状態です)

たったこれだけ!薄切りにして、煮汁を少しかけて、練りからしを添えて食べると、サイコーに美味い。もてなし料理にもってこいです。

 

【シンプル豚天】わたしのソールフードのひとつ…母がよく作ってくれた豚肉の天ぷらで~す。ウチでは定番だったけど、豚肉を天ぷらの具材に使う家庭は、意外と少ないみたい。でも絶対オススメ!邪道かもしれないけど、ウチで揚げるなら、気取らないネタこそベスト。誰に出しても、マジにみんな箸が止まらなくなる(爆)。しかもレシピにするのも気が引けるほど超カンタン♬

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 材料/豚薄切りロース肉(300g)天ぷら粉(100g)

①天ぷら粉は表示通り水でといておく。最近の天ぷら粉は、卵液も冷水も使わずに、お店屋さんのようにカラッと揚がってすんごく便利。

②豚肉(部位はお好きなものを)は一口大に切り、バットに並べて薄く塩コショウをしておく

③①に②をくぐらせながら、揚げる。薄切りだから揚がるのも早い。タレは市販のポン酢と練りからし。冷めてもうま~い。

 

というわけで、惣菜7品のご紹介はいかがでしたか?どれも、“繰返しに堪えうる味”“簡単&リーズナブル”の2本柱を踏まえた、ザ・家庭料理の王道です。やっぱ近所のスーパーで買い揃えられるもので作ってこそ我が家の味。凝りすぎず、冷めても美味しくて、翌日のお弁当にも使いまわせる…どう、言うことなしでしょ(笑)。さー、今すぐトライしてみて!

 

PS 次回は7/3にUPします