サクッと掛川✑備忘録

掛川へ行って参りました~!🚗

 …実は、9月の『ゆるゆるプラモデラ―』の回に登場したあのK男夫婦が、わたしの制作レポートをお気に召し、「そうだ!ご褒美にTAMIYAの聖地、掛川サーキットへ行こう!」と誘ってくれたからなの~。せっかくなんで、掛川で遊び倒そうと、3つの施をめぐる日帰り小旅行を計画したよ😊 それではいざ出発♫

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その①👀『掛川花鳥園』🐤

▶名古屋から2時間弱で掛川へ到着。まずは、かねてより行ってみたかった『掛川花鳥園』へGO★ 正面玄関は、なぜか時代劇をイメージした道の駅とか温泉施設を彷彿とさせる造り(?)。ところが、一歩中へ入ればどデカイ温室仕立てなの~。要は、鳥たちの住処へ我々がおじゃまするという設計になってんのね。はい、そこからは一気呵成に花鳥王国へ突入!

f:id:chinpira415:20181005084251j:plain▶花鳥園を一言で例えるなら…ザ・パリコレ会場ですね!行ったことないけど(爆)。だって自然美と人工美が合体したランウェイに、トップモデルと化した鳥たちが艶やかな姿で登場するんだもん、ワクワクするわよ~。我々はファッションフォトグラファーになり切り、シャッターをカシャカシャ押し続けるってわけ(笑)。

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▶どう、このスタイリッシュなこと★ 鳥類特有の4本の趾と、華奢な足のつながり具合が、まるでJIMMY CHOOのパンプスはいてるみたいでさー、モード雑誌から抜け出たみたいにファッショナブル👗

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▶神さまが創造したとしか思えないよね!特に、近くで見て最も胸騒ぎがしたのは、鳥の“👀”ですね。なぜだかすべてを見透かされているような気持ちになっちゃった。鳥瞰マジックですかね(笑)。それに、上からだけじゃなく、下で歩き回ってる鳥の👀も同じように、広い空間にあるさまざまな物体の相互関係を捉えていて、超ク~ルなの。

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▶さてこちら、艶めかしいフラミンゴたちは、さながらバーレッスン中のバレリーナ

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水道の蛇口だって野鳥フォルム♪ 土産物コーナーで販売したらどうでしょう(笑)

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▶さらにびっくりドンキー!花鳥園には広大な屋外エリアが控えているの。人工とは言え、この解放感はエエもんです。空は閉じていないもんね~。もちろんここでも老舗メゾンのトップモデルたちが、くつろぎポージングで居並びます✿

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▶ほれ、白鳥と黒鳥の揃い踏み!山岸涼子先生の『アラベスク』じゃないですか~。

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▶園内で一番大きな鳥エミューの歩いた足跡は、コンテンポラリーアートだった★

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…というわけで、花鳥園では植物&鳥類&飼育員が主役で、我々はアウェイ。そしてたまにアウェイになるのは得難いことで、日頃見えないものや、見逃していたものが、じわじわーっと浮び上がり、いろいろな思考がめぐったわ~♫

 

お昼ごはんは『鮪屋みやぎ』🍚

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▶さーて、おたのしみランチタイムは、花鳥園の目と鼻の先にある『鮪屋みやぎ』で!魚屋さんがやってる海鮮丼、うまいったらなーい。自家製漬物も◎。

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その②👀『資生堂アートハウス』💄

掛川資生堂が運営する美術館&資料館があるのを知ってる?“美”を追及する資生堂ならではの贅沢空間、大穴スポットです。25年ぶり(!)に再訪してきましたあ~。

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▶建築家谷口吉生が設計し1978年にオープンしたこの施設は、2002年にリニュアルし、より美術館にシフトしたみたい。地元の豊田市美術館でなじみ深い谷口空間は、内部の段差がステキなのよね♥歩くたびに視線がドラマチックに変わるの。今回は、円形の窓辺に青木野枝「玉繭」が並んでた…屋外と屋内が響き合って…あ~たまらん。

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▶企画展示室では『工藝を我らに セレクション』が開催中。陶藝、ガラス工藝、漆藝…生活の中で使うとびっきりの工藝品が、さらりとコーディネートされてて、カッコいいったらな~い!高級婦人雑誌のグラビアかなんかで取り上げられると鼻につくのに(苦笑)、実物はどれも恥じらいがあってひっそり佇んでる印象…好きだわ~。わたしが惚れたのは関野晃平作『朱漆螺鈿丸盆』。この真っ赤なお盆にお茶漬けを乗せたいっス。

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 ▶資生堂と言えば…忘れちゃならないのが、小村雪岱(1887-1940)と山名文夫(1897-1980)。どう?ため息が出るほどステキでしょ。資生堂の意匠部に在籍していたこの2人の美意識が、いまも資生堂が追い求め続ける「美」の中心線を担っている気がしてならないのよね。揺るぎないイメージがあってこそブランドは光り輝く―。あっ、花鳥園の鳥たちのお姿がここにつながった👍

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▶同じ敷地にある資生堂企業資料館も必見です。1872年創業から現在までの資生堂のあゆみが、商品パッケージや広告関連資料などを通して紹介されてます。1企業の社史がそのまま、化粧文化、風俗の変遷、日本人の意識変革まで浮び上がらせ、まるで上質なドキュメンタリー映画を眺めるよう…。そのうえもっとすごいことに、どちらの施設も無料!よっ、資生堂、太っ腹!文化の担い手はこうじゃなくちゃ~♪

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その③👀『TAMIYA 掛川サーキット』🏁

▶そして最後に目指したのは、世界最大級の全天候対応サーキット、ラジコンカーの聖地、TAMIYA掛川サーキットでーす。工場団地の一角に、あの星のマークの看板が見えたときは思わず武者震い(笑)。何十年ぶりにじぶんで作ったプラモデル、“マンモスダンプ”を引っ提げて、ノルマンディー上陸作戦だあ、イェーイ👍

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▶上陸すると…まずは爆音がお出迎え★どデカイコースを覗けば、エンジン積んでるラジコンカーがガンガン走ってて、そりゃあもう大騒ぎ~。なるほど、ここでじぶんが作った愛車を走らせたら、そりゃあ血が沸騰するでしょう~。

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▶傍らには、自前のラジコンカーをチューニングするコーナーがあって、ホビー魂全開の男子が集結全員ホンキ(笑)。LABO好きのちんぴらは1日いてもあきましぇーん。一方、あたしたちのチューニングは駐車場の片隅です(単にパーツがとれてK男が修理中♪)。そうそう、女子ファン獲得のためのトイレ&休憩スペースにも泣けた~😢

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▶とはいえ、あたしのマンモスダンプはラジコンでもなんでもないので(汗)、上陸作戦は不発(爆)。狙いは聖地での記念撮影です。K男のヨメが戦場カメラマンになり切り、寝っ転がって撮ってくれた渾身の1枚、いかがでしょうか📷

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▶はい、あの幻の“なーんちゃって自作プラモデル箱”も撮りました(笑)。土産はTAMIYAパーツとステッカー♪ いつかここで公式戦のTAMIYAグランプリが見てみたい🎖ちなみにこの施設も見学だけなら無料!さーすが、静岡が世界に誇る模型のトップブランド、太っ腹だわあ~。

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晩ごはんはハンバーグづくし!🍳

▶さて夕食は、近所の人気洋食屋でがっつりハンバーグをほおばり、本日のミッションはご満悦のうちに終了😊 こうして、1台のプラモデルから始まった冒険の旅は、聖地訪問まで果たすことになったのであります(笑)。K男夫婦に感謝(ぺこり)。

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PS 次回は11/13に更新します