人生初体験😲、熱気球に乗ってみた~♫

年末の、人生初スキー場体験に気を良くしたちんぴらは、またもや大人美術部メンバと共白馬村岩岳スキー場へ行って参りました!今回のお目当ては熱気球🔥。正直言って、あまり期待せずにノリで決めました(笑)。あと、現地レポートも2回目なんで、目先を変えて、我が宝物のクマのぬいぐるみを旅のアイコンに連れ出しました。いざ出陣👣

ぬいぐるみのモデルは、ミッフィーの作者ディック・ブルーナが1956年にデザインしたBLACK BEAR。ペーパーバックシリーズの宣伝用ポスターのために作られたキャラクターなの。本の読み過ぎで充血してる赤い目と、口がないところがポイント。これが元ネタ👇モコモコ素材でおとなのぬいぐるみに仕上がってるよね~。超お気に入り

さて出発♫ドライブコースは前回と同じルートだったけど、2カ月後の3月4日の空は明らかに春の顔つきに変わってて、朝から上天気こりゃあ、幸先いいぜー★

そうは言っても、またトンネルを抜けたらいきなり雪道になるのか?…と注意深くチェック。ところが行けども行けどもお天気はピーカン道に積雪はなし。青空と雪山の組合せがまるで書割りのようで、これまたええかんじではないですか~

ちょうどいいタイミングでお昼ごはん🍚。ゲレンデへ行く手前で見つけた古民家造りの利根川蕎麦店に入り、おでんとお蕎麦でお腹を満たしました。美味しかった~!何より炬燵でまったりしてる時間がタマランです。このまま昼寝…が理想(笑)。

イカイカン!寝てる場合じゃない!岩岳スノーフィールドへGO🏁前回は吹雪いていてゲレンデの様子がよくわからなかったけど、今回は雪が降っていなかったのでゴンドラからスキーヤーたちがジオラマ人形のように見えて興奮しマシタ。カワイイ♫

ハイジになったつもりで、白銀の北アルプスへ飛び込むような絶景ブランコ、ヤッホー!スウィングまで乗っちゃった💦山側がモヤっていたから、かえってコワい~~

無理くり撮影されて、いささか気の毒なBLACK BEAR…(笑)。でもでも雪原に黒毛がフォトジェニックじゃないの~♪どこに置いても絵になる。 さーすが、ブルーナ🎨

そして大人美術部メンバーのRとKのお誕生日がちょうど3月…ってことで、馬マウンテンハーバーのテラスにてシャンパンとケーキを持込んでプチ誕生日会をしました🍰

そうそう、スキーもしないのにリフトにもトライしちゃいましたよそれにしてもみんな平気な顔して乗ってるけど、あんな大胆な乗り物、他に知らないわ(爆)。だって作りがラフすぎでしょう~。もし途中で止まったら…野ざらし?💦

宿に着いたら温泉三昧♨ちんぴらも遅ればせながらようよう冬のリゾートの愉しみがわかってきました~。ちなみに子どもが巣立った大人美術部のO夫婦は、若い頃のようにスキー熱が復活し、今シーズンは毎週末ゲレンデへ繰り出しているようです

翌朝6:00みんなの念が通じてすばらしいお天気に~♫澄み切った空気の中、朝焼けを眺めながら熱気球があがる広場へぶらぶら歩いて向かいました。そもそも開催の有無は天候次第で決まります。中止になることも多く、自然神頼みのイベントなんです。

会場に到着すると、ちょうど準備が始まるところでした!バーナーの音がとどろき、否が応でもテンション上がります⤴熱気球は、球皮の中の空気がバーナーで少しずつ暖められることで密度が小さくなり、外の空気よりも軽くなって浮く原理。帰ってからネットで調べて知りました(笑)。

密度の大きい空気(冷たい空気)ほど暖められた空気の下に入り込みやすくなるので、外の気温が低いほど熱気球は空中に浮きやすくなるんだそうです。なるほど、ガッテン!そして、ほっておくとそのまま浮き上がってしまうので、客が乗り込むまで、スタッフが総出で錘の役目になってくれました。

いよいよ乗船!我々が体験したのは、熱気球を地上につなぎとめた係留体験ですが、どうやら熱気球が自由に移動できるのは上と下だけで、空中で左右に自由に移動させるには、バーナーを調整しながら風の吹く方向を読んで運航させるみたいです。

人類が空を飛んだ最初の乗り物=熱気球。ここでは、上がるのは地上30mくらいなので、タワマンにお住まいの方からすると「へっ?」て感じかもしれませんが、何せ借景となるのが北アルプスの山々ですからね~、非日常の極みですぅ🗻

太陽光を受けて輝く山並みが、刻々と表情を変え、ごっつ見惚れました。上空から見渡した景色がこちらです。わずか5分の体験ですが、多幸感は一生続くかも!厳しい催行気象条件をくぐり抜けて、運よく体験できたという付加価値も大きいのでしょうね

一番バッターで体験できた大人美術部。「よかったねー!」を連発し、興奮冷めやらぬまま宿へ戻り➡朝風呂➡朝食バイキングのゴールデンタイムへ突入です😊

2日目も上天気。道の駅に寄りつつ、諏訪湖方面へGO!諏訪湖といえば無形民俗文化財に指定されている御渡り神事ですが、ザンネンながら5季連続で出現しなかったようです。温暖化?それでもうららかな春の光に包まれて実に美しいながめでした~

そんな諏訪湖畔に立ち、ひと際目を引くクラシックな洋風建築物が今回のお目当て片倉館1928年に完成し、ほぼ当時のままの姿で残っている重要文化財です。旅と歴史的建造物見学のセットは大好物ですが、今回も偶然ネットで見つけ、事前に見学ガイドを予約し、訪問に至りました。全景画像がこちら。左側の建物から解説が始まります。

岡谷市で製糸業を興し、シルクエンペラーと称された片倉家の二代目オーナーが、大正末期に欧米を訪問した際に、地域住民のための福祉施設の充実ぶりに刺激を受け、地元の諏訪でもそんな施設を作りたいと資金を集め、実現させたのが片倉館。1時間弱、ガイドのオジサマの熱い解説は実に聞きごたえがありました~。

さらに解説を堪能した後、右側の建物内にある千人風呂でひとっぷろ浴びるという流れがサイコーなんですよ!見て見て、この西洋風呂を👀大浴槽の深さは1.1メートルもあって、ほとんどプール状態。底に敷き詰められている玉砂利の上を歩くと何とも気持ちイイの。ステンドガラスや、レリーフもほぼ当時のまま。誰もが利用できる施設として開放した片倉一族、まさにノブレス・オブリージュですね。

屋上からは諏訪湖が一望できます。90年以上前にここを訪れた人と同じ景色を眺められるんだから、建築の存在意義は大きいですね。有名な8月15日の諏訪湖の花火大会も今年は開催が決定したようです!いつか見てみたいな…👀

PS 次回は3/29に更新します