またまた登場、鶴舞公園レポート第4弾!今回は6月後半以降の園内をご紹介します★みなさますでにご存知でしょうが、鶴舞公園は若者たちが夏休みに入った瞬間から、連日スゴイことになってます。はい、Pokémon GOです…(汗)。とはいえ、前回取り上げたバラ祭り(鶴舞公園ー初夏編)以降、日々の変化は他にもいろいろあるのです。ここでは園内スケッチの数々をまとめてお届けいたしましょう♪
▶梅雨どき限定、「紫陽花」の聖地!
6月下旬、菖蒲池に沿って咲く「あじさいの散歩道」は超ゴージャスだった!3500株だって(汗)。散歩道というよりはほとんど“街道”してたな。この厚みと、しっとり華やかなかんじは、マツコDXを連想せずにはいられない…(マツコはバラより紫陽花のイメージ)。
▶年がら年中、「カラス」の聖地!
鶴舞公園は野鳥の宝庫だが、中でもここのカラスは自己顕示欲がやたらと強く、絶えず我々を意識してポージングしてるとしか思えない(苦笑)。見よ、このフォトジェニックな姿を!っていうか、もしかして本人は鷹のつもりか?
胡蝶ヶ池には鴨や鷺も生息。素敵よね~。池で野鳥と出くわすとなぜかドキッとする。見てはいけないものを見たような気分になるから不思議。ツイ息を潜めて魅入ってしまう―。
▶朝から「極楽浄土」!
そして7月初旬、胡蝶ヶ池の蓮が咲き始めたときの興奮は忘れられない。通勤でここを通るのは毎朝10時ちょっと前だが、「仕事なんかしてる場合じゃないだろう!」と、何度トンズラしようと画策したことか(爆)。引きの絵でこの光景を眺めると、ふーっと足元が30センチ浮き上がり、この世の果てまでひとっ飛び。ちんぴらが極楽浄土を夢想するなんて、かなりズーズしい話ではありますが…(汗)。8月いっぱいまで楽しめるようです、ぜひ早朝に訪れてみて!
▶いつも「キレイ好き」の聖地!
以前にも紹介したが、園内作業員の方々のキビキビした清掃風景には、日々感服。彼らは小回りの利く清掃用具をいろいろお持ちで、どれも機能性抜群なんだわさ。さて、ご婦人作業員が使用しているこの台車、私はミニパトと勝手に名付けているが(笑)、コンテナと手押し車を合体させた優れもの。ゴミを拾いながら台車の中で分別できるよう工夫されてるみたい。手作り感満点、マジに欲しい!
▶なぜか「ポケモン」の聖地!
いやはや、何が起こるかわからない。ポケモンにもゲームにもまったく縁のない私(汗)。でも、世の中が夏休みに入った初日、我が庭園がうつむいてぞろぞろ歩く若者で埋め尽くされているのを目にしたときは、ひょっとしてこれが噂のPokémon GOか?とすぐにピンときましたね。
で、私にはその光景が、あの点描画の名作 ジョルジュ・スーラの『グランド・ジャット島の日曜日の午後』(1884-86)とダブっちゃったのよね~。
点描画のそこはかとない空虚さ(パラパラしてる)と、みな一様に静かにうつむいてスマホをのぞく光景(こっちもパラパラ)がシンクロしたんだよなあ。130年前のパリと現代の日本が響き合う(?)…これもまた一興だ★
しかし、歩きスマホ禁止の看板が立ち、ゲリラ豪雨が襲ってもその場から動こうとしない愛好家たち…。なんだろうこの求心力は?ただ、花見と違って、うるさく騒ぎ立てないから、私は意外と気にならない。そしてタイムリーなことに、東京に住む友人Yから新宿御苑のスナップが届いたが…向こうでも会話はなく妙に静かだって(笑)。公共の場にわざわざ出向き、とことん私的な振る舞いに大人しく明け暮れるみなさま―HOTなのかCOOLなのか、この騒ぎは未だ掴み切れないな。
▶将棋&囲碁に萌える、「オヤジたち」の聖地!
そもそも鶴舞公園は、ポケモンよりうーんと昔から、将棋&囲碁オヤジたちの聖地なんだよ!天気のいい日は、普選記念壇の観客席で、ビール片手に将棋や囲碁を楽しむオヤジたちがたむろってて実に楽しそう♪ タバコは吸い放題、暗くなったらお開きと、まったく自然の摂理のママで、文句のつけようがございません(ぺこり)。男って男同士でいるのがホント好きよね(笑)。
対戦相手を探して集まるオヤジもいれば、個々に黙ってうつむくゲーム好きもいて、鶴舞公園は本日も“来る者拒まず”。これぞまさしく聖地の証なり―。
次回は8/20に更新です。リオ五輪特集だよ、お楽しみに~★