2016-01-01から1年間の記事一覧

2016年「1日1枚シリーズ★」発表!

2016年の制作テーマは…「1日1神様」! 7/1号の我がブログでご紹介した「1日1枚シリーズ★」。2016年も1月1日から毎日せっせと1テーマを追い駆け続けているわよ(汗)。さて今年のテーマは「1日1神様」。 その日に没した世界の著名人を調べ⇒ピックアップし⇒We…

なぜか魅かれるもの―⑦

ねぇー、ねぇー、土人形って知ってる? 表面と裏面の型に粘土を押しつけて(写真参)⇒貼り合わせ⇒それを素焼きにして⇒彩色を施した、素朴な味わいが特徴の置物人形のこと。江戸の中期から昭和30年代頃まで日本各地で作られ、とってもポピュラーなものだった…

鶴舞公園―紅葉編

1月から通勤で鶴舞公園を通り抜けるようになり、我がブログでは、冬⇒春⇒夏と園内の季節の移り変わりを4回に渡ってレポート。せっかくなんで、紅葉編で締め括ろう♫と気負っていたら…秋の野郎、ちっとも来やしない(汗)。今年は10月に入ってもいつまでもダラ…

勝手にシネマ評/『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』('16)

本作は、ビルボード5週連続1位を記録し、1979年を駆け抜けたあの大ヒット曲、ザ・ナックの『マイ・シャローナ』で幕を開けるが、お笑い番組「アメトーーク!」とは何の関係もない。しかしこの映画を「アメトーーク!」以上に笑えるとしたら、あなたは間違い…

ラジオな時間 📻

家で寛いでいるときの基本音源は、ラジオだ。休日は朝から、平日は仕事から帰ってすぐにスイッチON。TVとラジオの大きな違いは、局を変えないことですね。他のリスナーはどうなんだろう…。ラジオもザッピングするのかな…?私の場合、ここ14~15年はNHK-F…

同志発見!にホクソ笑む😊

何がうれしいって、「おっ、こんなところに我が同志、見つけたり!」と、胸のうちで快哉を叫び、小さくガッツポーズするときくらい、うれしい瞬間はない♪ 物体からなのか、匂いからなのか、情景からなのか、言葉からなのか…その時点では何が引き金になったの…

勝手にシネマ評/『彷徨える河』('16)

アマゾンの密林が舞台のモノクロ映画『彷徨える河』。 とりあえずアマゾンと聞いて、私のお粗末な想像力ですぐに浮かぶ設定は、<先住民族VS侵略者の攻防史パターン>と、<科学で解明できない自然神への崇拝パターン>の2つだけ。だから「結局はそのどちらか…

あいちトリエンナーレ2016✑ 備忘録②

さて「あいトレ2016」備忘録の2回目は、遅~い夏休みを利用し、半日かけてぶらついた名古屋地区編です。金曜の午後は、メインの美術館が20:00までOPEN。時間を気にせず回れてオススメよ。それと、意外と空模様も重要!美術館以外の場所での展示は、雨天…

あいちトリエンナーレ2016✑ 備忘録①

3回目の開催となった『あいちトリエンナーレ』(10/23まで)。若干涼しくなった9月後半から足を向け、全会場を一通り眺めてきたのでご報告。まあ、私の感想なぞはナナメに流し読みしていただき、お時間があれば、やはり実際に足を向けるのがベストかと。なん…

すべては雑誌からはじまった!【② それいゆ の巻】

雑誌『それいゆ』創刊70周年! ◆戦争が終わり、ちょうど1年経た1946年8月15日に、伝説の女性向け雑誌『それいゆ』が創刊された。前回このコーナーで紹介した『暮しの手帖』が始動したのも同じ頃だが、物資はもちろん食べ物さえも乏しく荒廃した地で、女性雑…

2016 夏の想い出🍉

夏の想い出なぞを、遠い目をしながらメランコリックにしたためるつもりだったが…、9月に入ったというのに、未だに連日クソ暑くてゲンナリだ(汗)。カッと燃えるような暑さではなく、じっとり湿度を含んだ蒸し暑さだから、まったく始末が悪いわ。でもって、…

勝手にシネマ評/『ラサへの歩き方』('15)

チベットの小さな村、カム地方マルカム県プラ村に暮らす村人たちのお話である。現地に赴き、監督が意図した物語に近しい村人を探し、本人役で演じてもらおうという設定だ。脚本はないがこれもフィクション。しかもこの地で、この人たちでしか成立しない豪快…

リオデジャネイロ五輪✑ 備忘録

日本時間の8月6日から幕を開けたリオデジャネイロ・オリンピック。今大会は、ドーピング問題、開催反対デモ、選手村クレーム、テロの脅威など、ネガティブな話題ばかりが先行して耳に届いていたが、フタを開けたら日本選手団の予想以上のメダルラッシュに沸…

鶴舞公園―聖地☀編

またまた登場、鶴舞公園レポート第4弾!今回は6月後半以降の園内をご紹介します★みなさますでにご存知でしょうが、鶴舞公園は若者たちが夏休みに入った瞬間から、連日スゴイことになってます。はい、Pokémon GOです…(汗)。とはいえ、前回取り上げたバラ…

トリコロールつながり ♪

いつも『ちんぴら★ジャーナル』をご愛読してくださってありがとうございます!ブログを始めてすでに半年。どうもアクセス解析によると、のぞきに来てくれてる人が毎回最低100人はいるらしい…。最初は知り合いに「ヒマつぶしに読んで~」と、声掛けしたわけだ…

すべては雑誌からはじまった!   【① 暮しの手帖の巻】

『とと姉ちゃん』に朝から燃える! ◆ちんぴらとNHK朝の連続テレビ小説―不釣り合いな取り合わせだと思うだろうが、4月から始まった『とと姉ちゃん』は毎回楽しみにしている。それまでは、ほぼ時計代わりに流しているだけだった朝の連ドラだが、たまたま初回で…

勝手にシネマ評/『FAKE』('16)

森達也の15年ぶりの新作ドキュメンタリーが公開中だ。タイトルが『FAKE』だって!やるなあ~。でも、私の中の森監督に対する“満を持して”という気分は、とうに蒸発してしまっているので、今さら嘘をつきに映画に舞い戻ってもらってもなあ…ではあった。劇場関…

「1日1枚シリーズ★」やってます!

金をかけずに、思いっきりくだらない一人遊びをさせたら右に出るものなし!―それは私、ちんぴらです(笑)。今回はその一人遊びの中でも、ほとんど修行と化している(?)狂人日記シリーズの一部をお披露目しよう~♪ 何がきっかけだったかは、すでに記憶にな…

なぜか魅かれるもの―⑥

なぜか魅かれるもの―6回目は趣向を変えて、形のないものを取り上げてみたい。…それはファミリーヒストリー! 同名タイトルのNHKの番組、私けっこう好きなんだよなあ。他にも、作家自身の家族をモデルにした小説や、何代も続く家業の話、血筋が立ち上るエピソ…

勝手にシネマ評/『山猫』('63)

イケメン映画天国!な~んて騒いでいたが、目下名古屋では映画史に残る本家本元の色男2人がスクリーンで拝めるのよ、知ってた?仕事休んで行ってよし!夕飯抜いても映画代工面しろ!ちまちまDVDなんかで見ようなんて思ってちゃ駄目だ!今すぐ劇場へ走れ!『…

marimekko、再発見★

北欧デザインがもてはやされて久しい。自然界のシルエットがデザインに溶け込んでいて、何か人間にとっての心地良さを瞬時に感じ取れるテイストだからだろうなあ。無難過ぎず、はじけ過ぎず、手仕事の風合いで生活にしっくり馴染むところなど、あの『民藝』…

鶴舞公園―初夏🌹編

鶴舞公園レポート第3弾では、バラを中心にした初夏の装いをご紹介★ ところで、前回桜編では、鶴舞公園の王道の横顔にあえて迫ってみたが、実は最も面白かったのは、桜まつりが終わった翌日(4/11)にあったのよ!月曜朝、いつものように地下鉄の出口を上がっ…

勝手にシネマ評/『オマールの壁』('13)

よく耳にはするが、実際は何もわかっていないパレスチナ問題。宗教と人種が絡み、なんだか複雑そうだよなぁ…で終わりにしている。でもパレスチナ人監督、ハニ・アブ・アサドの映画を見ると、無関心だったパレスチナのことを我が事のように考えるきっかけにな…

イケメン映画天国★最新ルポ PART 2

はい、はい、お待たせいたしました!先週に引き続き『イケメン映画天国』のPART2をお贈りいたします♪ なんとPART1のアクセス数は通常連載の2.3倍!マジにびーっくり。やっぱイケメンというワードは強力な掴みになるのね~、勉強になりましたよ(笑)。そし…

イケメン映画天国★最新ルポ PART 1

みなさま、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか…。もしかしたら、腑抜けのまま現実生活に舞い戻り、重い足を引きずるように通勤してたりして…(苦笑)。はい、そんなあなたに朗報です。いつもはニッチなネタしか提供できない我がコーナー(汗)に、華やぎ…

写真家・楢橋朝子をご存知か?

映画を見続けて早何十年と経つが、正直言って女性で一目置いている映画監督は,ほんの一握りだ。そもそも国内外を見渡しても、監督業に就いている女性は男性に比べて極端に少ない。なぜだろう…。才能の問題?体力の問題?統率力の問題?それとも女じゃ金が集…

勝手にシネマ評/『母よ、』

ナンニ・モレッティ監督作品『母よ、』('15)の感想をまとめました!モレッティは、現役で活躍する映画作家の中でも私の10本指に入るご贔屓監督。新作公開となれば、何はともあれ駆けつけるぅ~★でもって本作は、おフランスのうるさ方映画人が編集する映画批…

モランディ展✑ 備忘録

記念すべきブログ連載第1回目の最後に書き記した通り(なぜか魅かれるもの―①)、待望のジョルジョ・モランディ展を見にサクっと東京へ―。鑑賞後、すでに1ヵ月ほど経つのだが、正直言って未だ消化し切れていない。うーん、困った(汗)。神々しさに打ち震えた…

なぜか魅かれるもの―⑤

なぜか魅かれるもの…その⑤は「数珠つなぎ」です。数珠のようにつながっている形態で一番想像しやすいものとなると、やっぱネックレスやブレスレットなどのアクセサリーになるのかな…。ところで「数珠つなぎ」の話に入る前に、お土産にもらった花のエピソード…

鶴舞公園―桜🌸編

年明けから「鶴舞公園」を通り抜けて通勤するようになり、公園を勝手に“わが茶室”と想像し、独り楽しんでいることは以前書いた(なぜか魅かれるものー③)。足の裏から伝わる土の感触や、野鳥と木立を抜ける風の音のコラボなど目も耳も心地よくて、冬枯れの公…