“胸アツ”コンビが勢ぞろい! 後編

前回に引き続き、マブダチたちへのアンケート―「“胸アツ”コンビをご紹介!」の後編です。まずは東京在住の妹分からスタート♪

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漫画&アニメ編 ✑

【レポート9】Y・T🚺本や漫画など…普段は”再読”をほぼしない私ですが、漫画『女帝』はもう何度読んだかしら…(笑)。映画やドラマにもなりましたが、そんなのは、お臍で茶沸かす級にチャンチャラおかしくてw。無論、この画風だからこその”気迫”は、唯一無二!と断言させてください(※倉科遼(原作)&和気一作(作画)もベストコンビ)。で、主役の彩香&美樹ちゃんコンビというのは…まーざっくりいうと”友情”。しかし、舞台が水商売だけに、”女の友情”的なものはみじんもない世界。もちろん彩香は、魑魅魍魎とした輩と対峙しながら女帝を目指すヒロインなわけですが、そんな彼女の毎日における美樹ちゃんは、唯一、心を許せる相手なんですわ。

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暴力団・政治汚職・寝取り・薬物・横領などなど、センセーショナルな珍事を全24巻にわたり繰り広げるのですが、合間に交わされるふたりの会話が、もう~たまらん!姿形も違えば生き方も違う二人が、「人間不信上等や!」な世界で、人間と人間の”友情”的なものを、紡ぎあげてゆくワケですよ。東京に来てからは、もはやバイブル化していたといっても過言ではない(爆)。しまいには全24巻を大人買いしましたからね(人生初の全巻揃え~♪)

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▶長い付き合いだけど初めて聞いたわ~。いや、銀座の女帝とは方向性は違うが、つい数年前にはTだって、青山界隈の飲食業界でT姉として君臨してたじゃん!なるほど、『女帝』がバイブルだったのか~。この勢いで都知事めざすのはどう?(爆)

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【レポート10】K・O🚹/通勤中に思いついた2組を提出します。ベストコンビ①は仮面ライダー1号仮面ライダー2号です。当時、本郷猛役の藤岡弘は自らスタントも行っており、収録中の事故で大怪我をし撮影が続けられなくなりました。そのため急遽「本郷はヨーロッパに転戦した」という設定にして仮面ライダー2号を投入。一文字隼人役の佐々木剛はオートバイの免許を持っておらず変身できなかったため、仕方なく変身ポーズを導入したところこれが大当たり。変身ベルトが売れに売れ子供の間で変身ブームを巻き起こしました。傷の癒えた藤岡弘が復帰したことでダブルライダーが実現。ダブルライダーキーック!胸熱まさに禍福は糾える縄の如し。あの時、藤岡弘が怪我をして休んでいなければ、今も続くシリーズにはなっていなかったでしょう。


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ベストコンビ②はクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)とアムロ・レイです。機動戦士ガンダム最終話で死んだと思われていたシャア・アズナブルと、退役していたアムロ・レイが、機動戦士Zガンダム 第14話 『アムロ再び』で7年ぶりに再会。無意識に会話するふたり。かつてのライバルが共闘。胸熱後に『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』で、また敵味方に分かれて戦うのですけどね(汗)。


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▶50歳超えてダブルライダーキーック!って…胸アツ過ぎて汗タラタラ~。ウチ、クーラーないんっすけど(笑)。ここから変身ベルト=グッズ販売戦略の狼煙があがったってわけか~。でもさー、フツー事前に調べて、免許のある人でキャスティングしない?まっ、例の開会式騒動よりは健全だわな(笑)。

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【レポート11】K・K🚺/山岸涼子先生の傑作バレエ漫画アラベスクの主人公、ノンナ・ペトロワユーリ・ミロノフをおいて他になし!これ以上の組合せは考えられん!特に第1部の絵がたまらん…涙。連載初回からリアルタイムで没頭し(当時小学生)、毎月「りぼん」発売日の当日になると本屋の開店が待斬内蔵(まちきれ・ないぞう)状態だった。ユーリー先生の細身の骨格にノックダウンし、じぶんの美意識の形成はここから始まった…(遠い目)。

f:id:chinpira415:20210729094821j:plain▶なんだか漫画支持者たちは全員クソ熱い(笑)。はいはい、『アラベスク』はあたしも当然リアルタイム体験者よ~。ぶっちゃけ、「マイ・フェア・レディ」ものというか、ピグマリオン効果で引っ張る少女漫画の王道路線なんだけど、設定がトンデモでさー、1970年代の共産体制下のソビエト連邦を舞台にしてんのよね(爆)。子どもながらに大国の芸術文化スンゲー!、レニングラードとボリショイの美意識の違いスンゲー!と興奮したっけ(笑)。なんと最近Twitterに「ミロノフ先生Bot」を見つけて腰を抜かしたよ~

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神がかり編 ✑

【レポート12】K・M🚹わたしのベストコンビはじぶんと母親です。つい最近、大腸がん検診に行ったら下剤が効きすぎて、検査中に意識を失い、丸2日間も病院のベッドで眠り続けてしまったんです(汗)。3日目の朝に「ここがわかりますか?」の声で目が覚めるまで、ずーっと夢を見ていました。

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以前住んでいた家や、顔見知りの人々や、昔飼っていた愛犬まで出てきて、いたって平和な世界。でも、トイレに行きたくなって立ち上がると、しょんぼりした様子のお母さんの後ろ姿が現われ、扉の前をウロウロしていてトイレに行けない…それも2回も!怖いというかんじはしなかったけど、もしかしたら、あのまま向こうへ行ってたら死んでいたかも…と思います。仲が良かった母が止めてくれたような気がするんですよね―。

f:id:chinpira415:20210729132832j:plain▶えっ?それ、間違いなく臨死体験でしょう~。「まだ、こっちにきちゃダメ!」と、母上が止めてくれたんだね。Mさんと亡くなった母上は一卵性親子のような関係だったから、余計にそう思います。ちなみに、あれが臨死体験だとしたら、夢の延長みたいなもので、ぜんぜん恐れはないという談話でした。

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【レポート13】K・M🚹/ベストコンビ候補はあまたあれど、この世でひとつ選べと言われれば、やっぱ「太陽と月」でしょう。何の関係もなさそうな 2つの天体が、地球からみて偶然同じ大きさ、日食のときにはピッタリ結合!フランスでは太陽が男性で月が女性、ドイツでは太陽が女性で月が男性、日本では太陽神アマテラスが姉で月神ツクヨミが弟…どっちが男子でどっちが女子か判らないのに、とにかく“ピッタリ”ってところがイイで~す ♪

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▶ほーっ、確かにタマタマな関係だわな。太陽も月も、向こう側からしたらそんなこと知ったこっちゃなーいだよね(笑)。そこに物語を想起し、意味あるものに仕立てちゃう人間という生き物=脳ミソこそ、厄介この上ないわ~。そういえば、月輪(ツキノワ)という苗字のマブダチがいるけど、金環日食みたいでかっけー!

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スポーツ編 ✑

【レポート14】K・M🚺中日ドラゴンズ井端弘和&荒木雅博の二遊間コンビです。地元だからというより、子供のころから中日新聞を取っているんだから、当然中日ファンでしょ~という流れで、ごく普通にドラゴンズの野球中継を見続けていましたね。特に、星野➡落合監督時代のこのコンビは、なんとなく観戦派の女子から見ても「カッケ~二人だなあ」と思わせてくれるプレーの連続でした。プロ野球史に残る二遊間ベストコンビだと思います。


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▶井端&荒木コンビか~(笑)。アライバコンビって呼ばれていたんだね…Wikiに出てきて驚いちゃったよ(爆)。いかにも中日っぽいお地味なビジュアルのふたりが、胸アツプレイするというギャップが◎だね。

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【レポート15】K・K🚺一組目は、新日本プロレス、かつてのタッグチャンピオン
武藤敬司馳浩です。どこまでも、さわやかと自己犠牲しかないベビーフェイスタッグ。この2人との対戦は、どんな相手でもヒール役に見える(笑)。あとは、リトルツインスターズキキ&ララ(笑)。同年代でこの2人に、ときめかなかった人いないんじゃない?…でも一番のベストコンビは、ビールと枝豆(爆)。

f:id:chinpira415:20210729232933j:plain▶もぉー、武藤敬司馳浩のタッグを愛しつつ、キキ&ララって…ありえんだろー!!!(笑)ビールのベストコンビは焼き餃子だし~とツッコミつつ、プロレスのタッグは“胸アツ”度が一番高いとしみじみ思う。だって命を預けあってのショータイムだもん。全日派のあたしとしては、小橋建太三沢光晴でキマリだー

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ちんぴら編 ✑

最後はあたしのベストコンビ…フィギュアスケートアイスダンスで活躍したイリーナ・モイセーワアンドレイ・ミネンコフのおふたりです。泣く子も黙るソビエト時代の世界チャンピオン。70年代の少女漫画で育ったあたしは、ご多分に漏れずバレエ漫画に憧れるガキで、その流れで氷上のバレエ=アイスダンスにうっとりしていたのでした。中でもモイセーワ・ミネンコフ組は、まるで漫画から抜け出たような美男美女で一目見て釘付けに。シックな衣装に、高度な技術とドラマチックな演出で、今でも伝説になっているペアです。

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でもって、1977年のワールドカップの動画がニコ動で見つかったよー😊確か、この大会のエキビジョンでアンコールに3回も応えてくれて、愁い漂うふたりの大人っぽい演技に昇天したんだよね~。いやはや40年以上前の記憶が鮮やかに蘇ってきたわ(涙)。

さて2回に渡ってお届けした『“胸アツ”コンビが勢ぞろい!』特集、いかがでしたでしょうか。次回は1回お休みにして、1カ月後の9/13に更新します!