みんなの「会いたかったあの人💙」アンケート【後編】

生前にそのお姿をナマで見てみたかった著名人が大集合する「会いたかったあの人」アンケート。後半戦も飛ばしていきます、どぞー!

会いたかったあの人:芸人たち

瑞穂区在住I・Sさん/私が会いたい人は植木等です★20年前に他界した祖母が生前「子どもの頃の植木等さんのことを知っている」と話していたらしいのです。孫としてはほんとかよ?の一言なのですが…。調べてみると、植木等➡大正15年生まれ、三重県度会郡小俣町(現在の伊勢市)の近く出身。私の祖母➡大正13年生まれ、三重県度会郡小俣町出身。子ども時代に交流があったとしても不思議ではない距離感かも?祖母と2人で思い出話をしてもらって、その場に居合わせてみたいです。そして3人でスーダラ節を歌いたい~♬


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▶相変わらずええネタ持ってんね!しかもリアリティがハンパない。稀代のコメディアン植木等は住職の息子だったというから、もしかしたら植木等んちのお寺をおばあちゃんが遊び場にしていた可能性もあるよね?3人が境内でスーダラ節を歌い踊る絵が思い浮かんで爆笑。妄想も分かっちゃいるけどやめられねえ♬

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千種区在住K・Kさん/私の会いたかった人は、鬼平犯科帳でしか知らなかった中村吉右衛門(1944-2021)御園座「平家女護島ー俊寛の演技を見て一目惚れ!演技の深さと声の良さ。枯れた佇まいに男の色気を感じたわ。今年9月に一周忌追善公演の映像を再び見直して、「あーいろんな演目を見ておけば良かった」と泪。兄の白鸚の悲しみが舞台に出ていてまた泪。追悼公演で白鸚が演じた「松浦の太鼓」を遡って見たいです。

▶そっか、俊寛、名演だったのか~。やっぱあたしも吉右衛門鬼平イメージが鉄板過ぎてて、長年歌舞伎の人間国宝だってことを忘れてしまっていたわ💦TVやCMで良くお見かけしたけど、いつも気さくで上品で…。ちょっと土井善晴先生とダブるのよ(笑)。先代の重圧をじぶんなりに克服した点も重なるしね。

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会いたかったあの人:宗教家

東区在住T・Yさん/もし会えるなら…法然さん(1133-1212)!受け止めきれない事があった時、法然さん関連の書籍を手にしては、「だよねー笑」と心を軽くしてもらった事も多々あるので。まずは御礼をお伝えして、その後に「ぶっちゃけどうよ?」とダベリたいです。法然さんの代表的な言葉―栄あるものも久しからず、いのちあるものもまた愁いあり。今、栄えている人やモノは、その先もずっと栄え続ける保証はない。人の命も同じだ。未来永劫のものなどない。いずれは必ず朽ち果てるものである―

▶Tよ、浄土宗の開祖に会いたいって?まっ、新しモノ先取り派のTが、新興宗教の教祖様に会いたいというのは理にかなってるか~(笑)。人への好奇心も強いしなあ~。そしてふたりとも牡牛座同士だぜー★

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会いたかったあの人:漫画家

東区在住T・Yさん/漫画家の多田かおる(1960-1999)です!漫画禁止だった我が家で、唯一家族でハマった『デボラ』シリーズとイタズラなkissの作者が多田さん。『イタズラな~』の最後がどうしても知りたい!でも連載の結末がどうなるのかを知りたいのではないのです。多田さんは、テーブルの下を雑巾掛けをしていて頭を打ち付けて亡くなってしまったので、私がお手伝いさんに雇われて、多田さんに雑巾掛けをさせないようにしたい…そしてずっと漫画を描いてもらいたいのです!

       

▶人気漫画の連載中に亡くなったのか…。そりゃあファンとしては、未だに後ろ髪を引かれていても不思議じゃないね。お手伝いさん潜入応援も、泣ける話じゃないの~。でもってYちゃんが試しにダンナにも聞いてみたら、アントニオ猪木に会ってとにかくビンタしてもらいたいとか(爆)。おもろい夫婦だなあ~♬

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会いたかったあの人:コラムニスト

K市在K.Kさん/今は亡き会いたかったあの人…というより、今生きていてほしかった人がいますしゴム版画家でコラムニストのナンシー関(1962-2002)です。ちょうど没後20年、39歳という若さで急死した時は、もうあの毒舌コラムが読めないのかと大ショックでした(涙)。直接会って話したいというより、最近のテレビ、芸能界、宗教問題、政治諸々、今この世界をナンシー関ならあの秀逸な観察眼でどう切ってくれるのか、一晩中語り合いたいなって感じです。友達にいてほしかった人なんです!

▶ナンシーが生きていたら、すでに政治と宗教の密接傾向を見抜いていたかもしれないね。何せあの臭覚だからさー、桜を見る会なんて格好のネタだっただろうなあ。いや、今の日本に舞い戻ったら、きっとナンシーはTVを消したね。貧すれば鈍しまくったこの国に、ツッコむことを忘れて思わず涙を落したかも―。

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会いたかったあの人:先祖

緑区在住M・Kさん/72代前の生物学的おじいちゃんです!宮内庁系図によると、126代今上天皇の72代前のおじいちゃんが神武天皇。ならば、神武天皇と同時代に生きていたであろう、我が72代前のおじいちゃんはどんな人物だったんだろう神武天皇は127歳まで生きたらしいが…)。直系の男系子孫が72代も続いたってことは、食うに困らないよっぽど高貴な人物か、よっぽど丈夫でエロ好きなY染色体の持ち主だったんだろうな。もしかして神武天皇本人だったりして😊酒を酌み交わしながら何を考えてんのか聞いてみたいで~す。

▶へっ?宮内庁HPにある歴代天皇系図って…つまり超ロマンチック逸話でなく、ホンキの公式見解ってこと?わたしが「ラノベ古事記」を読み過ぎてる?126代まで遡る…細かすぎて読めませんが(汗)、とりあえずブルーは生物学的男子です。ただ系図には載ってませんが、生物学的女子もいないと存続はできないわけで、少子化問題どうすんねん?(笑)

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会いたかったあの人:絵描き

中区在住ちんぴら/たくさん浮かんで迷いましたが…一人となると、熊谷守一(1880-1977)ですね。今は美術館になっていますが、できれば守一が45年間住み続けた豊島区千早町の旧宅にお邪魔して、画家が毎日のように自然観察を楽しんだと言われている伝説のお庭で、いっしょに戯れたいです

でもって、いっしょに囲碁五目並べ)をやり、最後は並んで墨をすって筆を持ち、お習字時間を過ごします。画家は「ほとけさま」、あたしは「ちんぴら」と書いて作品を交換する…うーん、なんて美しい昼下がりでしょう~♪では皆様おあとがよろしいようで―。

PS 次回は年明け1/29に初UPします。ではではよいお年をお迎えください。来年もちんぴら★ジャーナルをご贔屓に―。